現在中2の次女。小学校のときからずっと進研ゼミを受講してきました。小学校のときは1か月に1回届く4教科分のテキストと赤ペン先生提出のおかげで成績は上々。
中学もこのまま進研ゼミを続けようね♪と、なんの疑問もなく契約を更新。中1の1年間、成績は常に学年15位以内といい感じでした。いいねぇ、進研ゼミ。
でも、中学2年になった2016年度、進研ゼミの学習スタイルがガラッと変わったんです。進研ゼミプラスの始まり。
学習スタイルは、オリジナルスタイルとハイブリッドスタイルの2パターンから選択制になりました。
1年分の勉強内容は年の始まりに授業チャレンジという形でどんと届きます。月々の教材を紙媒体にするか、ipadのデジタル学習にするかということです。
次女本人に選ばせると当然「ハイブリッドがいい!」と。ipadやパソコン、ゲームなどの機器が大好きだったので、当然と言えば当然の選択でした。
さてさて。中2の2学期まで終えた今、進研ゼミ中学講座ハイブリッドスタイルを実際に受講してきた我が家のリアル体験口コミをまとめたいと思います。
ipadでの学習は勉強のきっかけづくりにはぴったり
ipadを開くと、学校や街の画面が開きます。学校のところをクリックすると授業が始まるしくみ。他にも質問コーナーとか他のアプリへのボタンとかいろいろあります。
かわいい犬のキャラクターが「がんばってるね」とか吹き出しで出るのが楽しい様子。
今日やるべきおすすめのユニットがすぐわかるので、1日の勉強時間のとっかかりとして役立ちます。
答えが合ってるとピンポンピンポン、間違ってるとブブ、って鳴るし。
1レッスン終わると正解率100%!とか80%!とか表示されるのも励みに。
毎月、勉強の進捗をグラフ化してくれて一目瞭然。これは紙のテキストとの大きな違いですね。
ただ、1か月分の教材が届くのが20日なので、そこから翌月の画面に切り替わっちゃうのが困る…。
まだ先月分終わってなくても新しい教材が届くと、それがトップページに来てしまうんですよ。
間にあうようにさっさとやればいいんだけどね…。
数学と英語の定着には、やっぱり紙媒体の方がいい気がする
ハイブリッドスタイルのipad教材を最初に見たときに感じたのが「答えを選ばせる形で定着するのか?」「特に英語と数学」という危惧。やっぱり、予想通りでした。
ipadだから、問題を解いたあとは正解を入力もしくは選択して次へ行きます。
例えば数学の場合、3つくらいの選択肢があって正解を選ぶようになってたり、自分で計算した結果を、数字で入力したり。
分数の場合、分母、分子別に入れる形なので、勉強の流れが止まるような感じがしました。
英語は音声が流れるのはGood。でも、綴りはipadのキーボードで入れていくので、1つの単語や文章として、頭に残りにくい。
選択問題は、たまたま合ってたwなんてことも…。
数学と英語は、手を動かして書いてナンボだと思う
やっぱり、数学と英語は、解きながら書いてナンボ、だと思うんですよね。
数学は、答えは1つだけれど、解いていく過程も大切。
答え合わせも、〇か、バツか、だけではなく、面倒でも自分で答え合わせをして、間違いを発見するところもすごく大事。
それが、ipadだとやりにくいのです。
記述ノートというのがついているので、それを使えばいいのですが、今一つ使いきれない。
この2教科についてはは、オリジナルスタイルの方がいいと感じました。
実は、2年生になって数学と英語の成績が若干下がりまして…。ちゃんと進研ゼミをこなしていても、下がってるんですよ。
勉強そのものが難しくなったから、ともいえますが、定着しにくさも一因かもしれません。
次女といとこ(中1)は「社会と理科はハイブリッドいいよね」
次女と中1のいとこの意見では「『社会と理科』はハイブリッドいいよねー」というもの。
何で?って聞いたら、最初に今日の勉強の理解テーマが出てきて、次に解説、ってのがいい。
漫画になってるところとか、理解しやすい。声が出てくるから頭に入る。
理科は実験内容が、画面でわかりやすい、という答えです。
確かに、社会と理科はipadらしさが発揮できる教科だと思います。
進研ゼミの定期テスト対策の問題集と1問1答集はすごくいい
余談ですが、進研ゼミの定期テスト対策の問題集と1問1答の小さな冊子はすごくいいです。
特に理科と社会の1問1答問題集は、図解のまとめページとか覚えるためのごろ合わせのページで整理した後、1問1答でチェックできるのが秀逸。
定期テスト対策も、教科書に沿った問題なので、学校のワークにプラスした問題数が出来るのが助かります。
これは、ハイブリッド、オリジナル共通で、定期テストの時期に届くもの。
まとめ
進研ゼミ中学講座で、ハイブリッド、オリジナルのどちらを選ぶか迷っているなら、
<ハイブリッド>
デジタルものが好き、新しいものが好き
勉強の習慣がなかなかつかない
社会と理科が苦手
自分で勉強の計画を立てるのが苦手
<オリジナル>
勉強の習慣がついている
書いて定着させたい
数学と英語の成績をアップさせたい
という風に選ぶと良いのでは?
でも総合的に見て、紙で学ぶスタイルの方がいいのかなぁ。
これはあくまで個人的意見です。
進研ゼミそのものは、
中学生の定期テスト対策や高校受験対策にはすごく良いです。
なので、ハイブリッドを選ぶか、オリジナルを選ぶか、というのは
本人の興味や臨む勉強スタイルで決めるのがいちばんだと思います。
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初めての試みだった、ipadでの進研ゼミの学習。
我が家としては、一長一短というのが率直な感想です。
ハイブリッドを止めてオリジナルにしようか?と今、悩んでいるところ。
学習記録や、今日やることの選択が簡単、答え合わせが早い、というのはipadならではだと思います。
動画を用いたり、音声を用いたりという部分も紙ではできないからよかったかもしれません。
でも、やっぱり、紙の方が理解が定着する気がするんですよね。
特に英語と数学に関してはそう。
進研ゼミ側でもおそらく、その点は気になっていたからこそ「記述ノート」が用意されているんだろうと思います。
でも、我が家は使い方はいまひとつでした。
記述ノートを開いてもピンとこない。
結局、記述ノートの部分が案外後回しになってしまうのです。
部活も忙しい、学校の宿題もいろいろ出る。
ipadで出来るなら、それだけで完結したいというのが本音だったようです。
来年からは難関高校受験用のプログラムを申請してありますが、果たしてどこまで生かしてくれるか…。
理科と社会に関してはすごくいいみたいなので、その点だけでも良かったなと思っています。
↓実は後日、進研ゼミハイブリッドスタイルの学習、意外といいじゃん!と見直した出来事がありました。良かったら参考にしてくださいね。
結局、次女はハイブリッドスタイルの学習で受験まで貫きましたよ。