新幹線のオンライン予約、スマートEXを使ってみました。
このサービスが始まった時にいろいろ調べて、
新幹線代の節約にはならないかも…と、敬遠してたのですけど。
今回、背に腹は代えられない事態になり、初めて登録して予約してみたんです。
実際に使ってどうだったのか?
感じたメリットなどもまとめます。
この記事でお伝えしたいこと
スマートEXを使ってみた!理由とは
ゴールデンウィークの5月3日。
次女と二人で、長女の住む京都へ小旅行をしよう!ということになりました。
いつものように、普通に新幹線チケットを駅で購入し、浜松駅ホームに上ると…。
え??なにこれ?
人、人、ひと。
こんなに人がいっぱいいるの久し振りに見た…。
通常ならば、1号車に行けば人はまばらになるのに、全然減らない。
次のひかりがくるまで20分あるのに、すでに10人並んでます。
入ってきた新幹線もデッキにもあふれんばかりの人。
座れるどころか、客室に入れないという混雑ぶり。
「本日は指定席は満席となっております。自由席は大変混雑してご迷惑おかけいたしております。」との車内放送があり…。
ゴールデンウィーク、なめてました(><)
結局、京都までの1時間半をデッキで立って移動することに。
そんなに遠くはないけれど、やっぱり疲れます。
帰りは、指定席取る?取れるかな?
インターネットで確認してみよっか?
と次女と話しているときに、「あ、そういえば!スマートEXってのあったわ」と思いだしたんです。
登録してすぐ使えるんだろうか…とよくわからないまま、検索して調べてみました。
スマートEXの登録開始!
新幹線予約には、スマートEXとExpress予約とがあります。
Express予約は、専用のクレジットカードが必要となるので、今回は見送り。
スマートEXは、自分のクレジットカードさえあれば、登録してその場で使い始めることが出来るということでした。よかった!
さっそく、登録してみました。
JRの東海道新幹線ネット予約&IC乗車サービスのページにアクセスして、
「スマートEX」のボタンをクリック。
開いたページで、「会員登録」ボタンをクリックして登録開始!
メールアドレスを2回入力して、「OKメール送信」ボタンをクリックすると、
入力したメールの受信ボックスに「【スマートEX】会員登録のご案内」が届きます。
スマホかパソコンのリンクをクリックすれば、必要事項入力のページにジャンプします。
必要事項は、名前、住所、電話番号と、クレジットカードです。
使えるクレジットカードは、会員登録する本人のものでなくてはNG。
VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERS、JWESTのみ。
交通系のICカード(Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA)は、持ってれば登録できます。
会員登録が完了すると、会員IDが発行されます。
スマートEXでチケット予約
スマートEXにログインして「予約」ボタンをクリックします。
乗りたい日と時間の選択画面が開くので、設定して検索すると、指定した時間で乗れる新幹線が一覧で表示されます。
列車候補のリストには、指定席、グリーン車の現在の空き状況が表示されます。
〇が付いていれば、空席有。△だと残りわずか、×だと、空席無し、です。
乗りたい車両をクリックすると、指定席、グリーン車、自由席の選択画面が開きます。
ここで、空席があれば、チェックして「座席表を見る」をクリックして、座席を指定。
予約確認で、完了です。
メールも届いているので予約内容を確認して、保存しておくと良いですよ。
*-*-*-
登録から予約完了まで、全部、混雑する新幹線のデッキの中で行いました^^;。
かかった時間はほんの15分ほど。
こんなところで新幹線指定席の予約ができるとは~こりゃ便利。
指定席の予約と言えば、窓口に並んで、駅員さんとやりとりしながら…というのが定番だったので、
この楽々さかげんには、びっくりしました。
ログインするなら「簡単ログイン」設定をしておくと、より、使いやすいです。
スマートEXのログイン後のページで「簡単ログインの設定」というボタンをクリックすると、専用のURLが表示されます。
ここをブクマしておけばOK。
スマートEXアプリを使って確認
ここまでは、スマートEXのスマホサイトで行っていたのですが、
スマホならばスマートEXアプリの方が使いやすいことに気づきました。
予約方法は、スマホサイトとほとんど変わらないです。
アプリらしく、サクサク進みますし、座席の選択がしやすいと感じました。
予約内容をスマートEXアプリで確認できます。
アプリの下部に「予約」という黒いボタンがあるので、それをクリックすれば
乗車日や、区間、時間などがサッと見れました。
予約時間の変更は簡単だった?
スマートEXのアプリ内で、予約時間の変更も行えます。
最初に乗ろうと思っていた時間よりも、早く予定が済んだので、1時間早い時間に変更してみました。
当日でも、予約変更がすぐできるんですね。いいなぁ。
アプリの「予約一覧」で、該当の予約を開き、「詳細(変更・払戻)」をクリックします。
「変更」のボタンをクリックして、乗りたい時間を設定します。
設定した時間で、乗れる列車の候補が表示されるので、
乗りたい時間をクリックします。
下の方にスクロールすると、座席を自分で選べるようになっています。
お任せでよければ、このまま「この内容で変更(購入)する」ボタンをクリックして、時間変更は完了です。
予約時間の変更は、あっという間に出来て、とても簡単でした。
変更したのは、最初に予約した時間の3時間ほど前でしたが、無事空席も見つかって良かった♪
もっと混雑している日の場合は、ちょうどよい時間が見つからないかもしれませんが…。
スマートEXの新幹線予約チケットの発券してみる
スマートEXでの指定席の予約は簡単でしたが、問題はチケットの受け取り。
やったことがないからドキドキです。
スマートEXのチケットは、「みどりの券売機」という名前の券売機で出来るそうで。
新幹線の駅の新幹線チケット券売機で「スマートEX」の表示があるものならOKです。
あとは、みどりの窓口でもできるそうですが…。それだと、結局並ぶので、メリット半減ですね^^;
「スマートEX」のボタンをクリックしたら、「カードを入れる」指示がでます。
ここでは、スマートEXに登録したクレジットカードを挿入します。
次に、スマートEXにログインするときのパスワードを入力します。
アルファベットと数字の入力ボタンが表示されるので、パスワードをポチポチ。
予約内容を確認して「発券」ボタンを押すと、切符が出てきます。
発券したチケットには、スマートEXの文字が。
在来線乗車不可、とも。
スマートEXのチケットは、在来線に乗れないんですよね。(後述)
ここまで乗ってきたチケットと一緒に2枚重ねて、新幹線の改札を通します。
交通系ICカードの人は、先にポンとタッチしてから、スマートEXのチケットを通すそうです。
スマートEXを使うメリット~お得なの?
スマートEXを使うメリットは、とにかく、どこにいても新幹線の予約ができること。
指定席を取りたいときには、特に有効な方法だと感じました。
乗りたい新幹線の日付と時間を入力すれば、
すぐに予約が可能かどうかや、空席の状況が確認できるのがすごく便利。
予約した後でも、乗車時間前なら、時間の変更や払い戻しもスマホでできるのもとても良かったです。
しかも登録したその日に、即刻予約できたのは、本当に今回助かりました。
あとは受けとりのとき、窓口に並ばず発券機ですぐ受け取れるのも、なかなか良いです。
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交通系ICカードがあれば自由席でもメリット有り
スマートEXを使うなら、指定席利用というのが一番メリットを感じました。
交通系ICカードを持っていれば、チケットを受け取らなくてもタッチで乗れるんですけど、
私は持ってないので、その恩恵は受けられず^^;
チケットをスマートEX扱い券売機で受け取る方法しかないので
自由席の場合は、窓口で買っても変わらないのではないかと思いました。
交通系ICカードを持ってるなら、メリット有りですね。
混雑してるときは、券売機も並びますし、手間がかかります。
スマートEXはお得かどうか?
ただ、新幹線代の節約という面で考えると、そこは微妙かな…。
窓口で予約するよりは、通常期なら200円くらいお得になっているそうです。
でもスマートEXのチケットは新幹線駅間しか使えません。
在来線には乗れないのです。
普通に新幹線のチケットを取ると、乗車券の方には「東京都区内」「京都市内」「大阪府区内」と書いてありますよね。
それで、この区間内なら追加料金なしで乗って行けるのですけど、
スマートEXでは、できないんです。
こちらの記事にもまとめてあります。
⇒新幹線のネット予約の方法…スマートEXはお得なの?
まとめ スマートEX、なかなか良い
今回、急きょ使ってみたスマートEXでしたが、なかなか良いということがわかりました(^^)
特に、ゴールデンウィークとか、年末年始とか、ラッシュが起こりやすい時期の指定席予約をしたい時に、威力がありますね。
早く予約すれば、早割もあるようなので、うまく活用したいところです。
ハイシーズンは、繁忙期価格になってるので、あんまり安くならないですけど…。
次にGWに新幹線に乗るときは、絶対にスマートEXで事前予約することにします。
あの混雑したデッキで立ってるのは疲れますからね。