夏の日差しを遮るには帽子が不可欠。
その中でも、UVカット効果を追加した機能性帽子はぜひ持っていたいものですね。
UVカット帽子と一口で言っても、形や機能はさまざま。
いちばん効果的な紫外線対策が出来るのはどんな帽子かご存知ですか?
ここで、おしゃれでありながらUVカット効果を最大に生かすUVカット帽子の選び方についてお話します。
効果的なUVカット帽子の形は?
UVカット帽子は、かぶることで紫外線がカットできる帽子、です。
夏のお出かけでは帽子は必需品で、ただ普通の帽子をかぶるだけでも日差しはある程度遮ります。
でも、そこへUVカットの機能を追加しているものをかぶる方がより効果的、ということで、
昨今は手にされる方が多いんですね。
でも、UVカット帽子のデザインによっては、
せっかくのUVカット機能が生かし切れないこともあります。
UVカット用帽子を選ぶときのポイントは以下の3つです。
1)つば広で下向きのデザイン
できるだけ顔に紫外線が当たらないもの、というのが1つ目のポイントです。
その為には、つばが広いハットタイプが良いでしょう。
さらに、つばの向きが真横に向いているものよりも、
下向きについているものがおすすめ。
キャスケットや、キャップタイプのものはオシャレですが、
顔の横に日差しが当たってしまい、日焼けしてしまいます。
また、髪が短い方や長い髪を束ねた場合、
うなじの日焼けも防ぎにくいです。
その為、つば博で下向きのデザインの帽子が最適というわけです。
2)帽子の生地の目が細かいもの
帽子をかぶることで紫外線をできるだけ防ぐには、
帽子の生地の目も重要なチェックポイント。
目が出来るだけ詰まっているものが良いです。
目の粗い麦わら帽子タイプでは、紫外線が通過してしまいます。
キャンバス地などの布タイプがおすすめ。
麦わら帽子のデザインでも、目が細かいもの、
また、裏に布が貼ってあるものならOKです。
さらに言うと、夏は汗をかくので、
丸洗いできるものがベストです。
たためるタイプなら、バッグに入れておいて
いつでもかぶれるので良いですよ。
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3)UVカット加工の紫外線カット率が高いもの
UVカット帽子の3つ目のチェックポイントは、紫外線カット率。
出来るだけ高いものを選びましょう。
紫外線カット率99%以上、と書いてあるものならば安心です。
自転車で飛ばないUVカット帽子
幼稚園や保育園の送迎、買い物などで
自転車に乗る機会が多い方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、UVカット帽子をかぶっていたのに
風で飛んでしまった…という経験ありませんか?
自転車に乗るときなど、風を受けやすい時。
UVカット帽子の選び方のポイントは3つあります。
1)あご紐や風飛び防止コードを付ける
自転車に乗るときには、帽子にあご紐を付けたり、
風飛び防止のクリップを付けたりすれば、飛びにくくなります。
専用のあご紐対応のタイプも販売されています。
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ハットクリップの例はコチラです。
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テンガロンハットタイプで、
もともとあご紐が付いているものでもよいですよ。
2)つばが風でめくれない
もう一つ、自転車のときにチェックしたいのは、
つばの強度です。
せっかくつば広の帽子を選んだのに、
つば部分が柔らかすぎて風でめくれてしまっては意味なしです^^;
実は管理人が昔持っていたUVカット帽子が、まさにこのタイプ。
しょうがないので自分でワイヤーを縫い付けました。
つまり、つばの部分にワイヤーが入っていたり、
固めの素材でめくれにくくなっているものを選ぶといいんですよ。
3)サイズ調整が可能
最後に、帽子のかぶる部分のサイズ調整が出来るものを。
せっかく、あご紐をつけても、かぶる部分がぶかぶかでは効果が半減です。
帽子のサイズを自分の頭にぴったりに調整できるものならば、
多少の風でも大丈夫です。
うなじのうっかり日焼けにご用心
夏の暑い時期ですから、長い髪は結びたくなりますし、
髪を短くしたくなる、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時案外忘れがちなのがうなじの日焼けです。
首の後ろの部分ですね。
長い時間紫外線に当たり続けると、
首の後ろが色素沈着してしまいます。
そして、真皮層にまで到達した紫外線によってエラスチンも破壊され、
皮膚表面が固くゴワゴワに。
首の後ろにひし形にの塊のようなものが見えることから
「項部菱形皮膚」という名前が付けられている皮膚障害で、
光老化の一つです。
出来てしまうと慢性化し、治りにくいので要注意です。
そういう意味でも、
つば広で首の後ろまでカバーできるハットタイプは
UVカットという観点から見てもぴったりですね。
UVカット帽子をかぶれば日焼け止めは不要?
日傘のページでもお話しましたが、
UVカット帽子をかぶっているから日焼け止めしなくっていいや!
・・ではありません。
紫外線はどこからでも、自在にあたります(^^;)
アスファルトや、壁に反射した光が
容赦なく、帽子の下から潜り抜けてくるのです。
面倒だとは思いますが、日焼け止めクリームをぬったり、
飲む日焼け止めサプリを毎日飲むなどのケアが必要です。
油断せずに上手に対策しましょう。