東寺
新幹線に乗って、京都駅を新大阪方面に出るとすぐに見える五重の塔。
これは東寺(教王護国寺)の五重の塔です。

一度は目にしたことがあるでしょう。

2017年秋のJR東海CM「そうだ京都行こう」は東寺の紅葉とライトアップでした。
池越しに見える五重の塔、その周りを囲む赤や黄色の見事な紅葉。

ぜひ、見に行きたいものです。
今回は、東寺の紅葉の見ごろ時期と夜の特別拝観についてお話したいと思います。

アクセス方法や拝観時間についてもご紹介します。
CMで見た!という記憶がある、
新幹線から見えた、あの景色をぜひ、堪能してみてくださいね。

東寺とはどんなお寺?

桓武天皇が平安京に都を遷して2年後、
都の東の守りとして建てられたのが東寺です。

その後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、
日本で初めての密教の寺院となりました。

創建されてから、なんと1200年。

伽藍は室町時代に再建されたものですが、
平安京最古のお寺の姿を残して、今に伝わっています。

世界遺産にも登録されています。

東寺の2018秋期特別公開について

東寺は秋に特別公開が行われます。

国宝 五重塔の初層は通常は公開されていませんが、
2018年10月27日(土)から12月9日(日)の期間だけ特別に見ることができます。

五重の塔の初層と、金堂・講堂の拝観料、
大人800円、高校生700円、中学生以下500円です。

拝観時間は、午前8時から午後5時まで。

もう一つ、秋の東寺の夜の見どころはなんといっても紅葉のライトアップ!

2018年10月27日(土)〜12月9日(日)の期間に
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観が行われます。

放生池の周りの見事な紅葉と五重の塔のライトアップを見ることができます。

夜間の拝観料は、
高校生以上1000円、中学生以下は500円です。

2017年そうだ京都行こうのCMで見られたあの景色ですね。

国宝の金堂と重要文化財 講堂を見に行きましょう。
普段は見ることのできない須弥壇北面が特別公開されます。

夜間特別公開の拝観時間は、午後6時30分から午後9時30分です。
暖かくして出かけましょう。

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東寺の紅葉の見ごろはいつ?

東寺 紅葉 見ごろ
東寺の紅葉の見ごろは、例年11月下旬~12月上旬です。
2018年の10月下旬現在では、まだ、紅葉は始まっていません。

2017年は、11月30日ごろに放生池の周りの紅葉が本格的な見ごろとなっていました。
12月の初旬でもまだまだ、見ごたえがある景色が見られました。

12月になっても諦めずに行ってみると、思いがけず素晴らしい風景に出会えるかもしれません。

カエデだけでなく、この写真のような色鮮やかなイチョウも見られますよ。

東寺の講堂には立体曼荼羅が

講堂の内部は立体曼荼羅となっています。

空海によってつくられたもので、大きな大日如来のまわりに、
金剛波羅蜜多菩薩像、梵天像、持国天像、
帝釈天といった21体の仏像が配されていて、密教の教えをわかりやすく伝えています。

この中の仏像の中には、国宝が16体、重要文化財が5体も…。
その荘厳さに圧倒されてしまいます。

東寺へのアクセス方法

京都駅から東寺までの距離は、1.5kmです。

電車を使うならば、近鉄京都線で。

近鉄京都駅は、新幹線の中央改札口を出て、
目の前にあるのでとってもわかりやすいです。

近鉄京都駅から、東寺の最寄駅「近鉄東寺」駅までは、一駅、1分。
近鉄東寺駅から、当時までは歩いて7分から10分ほどとなります。

バスならば、最寄バス停は東寺東門前、東寺南門前、東寺西門前の3つ。
全体をぐるりと回るならば、東寺東門前バス停が便利だと思います。

「京都駅八条口」バス停F1乗り場から、
京都市営バス 71系統、四条大宮・松尾橋行で13分。
東寺東門前で降りると、入り口は目の前です。

実は、乗り換え時間と徒歩時間を考えると、
バスで行っても電車で行っても歩いて行っても、同じくらい時間がかかるんですよね。
近いようでいて、近くないというか意外に公共交通機関が使いにくい場所とも言えます。

歩いちゃったほうが早いか!と思ったら、
これまた意外に疲れたりして^^;

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最後に:東寺は京都駅から歩いて行ける?

実は、管理人、ずーっと以前に東寺まで歩いて行ったことがあります。
新幹線の駅から見えるくらいだし、地図で見てもそんなに遠くない気がするし。

すぐ着くだろうと思ったけど結構距離がありました。
もちろん、歩けない距離ではないです。

京都駅八条口から出て、道を渡らずに八条通りを歩いていったのがまずかったか…。

八条油小路の交差点(?)を向こう側に渡ろうと思ったら
横断しにくくって、すごく困った記憶があります。

なので、京都駅八条口を出たらすぐに道を渡っておいた方が行きやすいと思います。
1.5キロ強あるので、やっぱり歩くと遠いなーというかんじ。

東寺通りを行けばすぐに入れるだろうと思ったら、入り口がわからなくて。
東寺の塀に沿ってぐるっと歩いて、やっとのことで南大門にたどり着きました。

結局、25分くらいかかってしまいました。
着いたときには、息が切れていて、しかも拝観時間が終了してました。

悲しい…。

仕方ないので、入り口から見える五重の塔を眺めて、
手を合わせて(←なぜか笑)帰りました。

たぶん、ちゃんと道を調べてあるけば、こんなに時間がかかることはないですよ。

慶賀門から入って、南大門へ抜けた方が効率が良かったみたいです。

行きで疲れ果てたので帰りはタクシーを使いました。
歩いて行くには遠い所だったのかも…と思ったものです。

東寺のホームページに寄れば、京都駅八条口から歩いて15分とのことです。
迷わなければこのくらいで行けるんですね。
(ふつう迷わないと思うけど)

もし歩いて行くならば、時間に余裕があるときに。
出来れば、タクシーがやっぱり楽かな。

写真は京都フリー写真素材さんのものです。

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