超日本史 読んでみた
世界史の年表と日本史の年表を見比べて、
へぇ~日本で弥生時代のときは世界では秦の始皇帝が即位してたんだー。

などと思っていたら、世界と日本の歴史の関わりに興味が湧いてきました。

そこで、茂木誠さんの「世界史とつなげて学べ超日本史」という本を読んでみました。
感想を綴ります。

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「世界史とつなげて学べ超日本史」とは

世界史と日本史の年表が一つになっているものを見ていると、
へえ、こんな時に、世界ではこんなことがあったのかーと、発見できて楽しいです。

実際、世界と日本はどんなふうにつながってるのか?ということを知りたくて
本屋さんでうろうろ。

そこで、「世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史 [ 茂木誠 ]」を見つけました。

著者の茂木誠先生という方は、
世界史の人気講師という肩書のある人物。

大学時代に世界史を専攻していながら、
なぜか日本史の先生をしたという経験もあるらしく。

その視点で書いた日本史の本が、この
世界とつなげて学べ超日本史、なのだそう。

副題に
日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史、というのがついてます。

覚醒するかしないかは、まあ置いておくとして、
日本史にしか目を向けない、日本史の教科書よりも、
よっぽど面白そうだなと思って手に取ったんです。

「世界史とつなげて学べ超日本史」を読んでみた感想

世界史とつなげて学べ超日本史をさっそく読んでみました。
出来るだけネタバレしないように、感想を綴ります。

日本人がどこから来たか?をDNAを手掛かりに

この本の初めうちは、DNAとか染色体とかミトコンドリアとか、生物の用語がいっぱい出てきます。
日本史の本を読んでるんだよねぇ。。と疑いたくなるほど、生物です。

私は高校時代、生物を選択してましたが、
この辺の遺伝のとこが超絶苦手でした。

だから、読むのにすごく骨が折れまして。
危うく読むのを挫折しそうになるほどです。

日本史の話がなぜに生物なのさ!とムカムカ。
何が必要なのよ!とブツブツ。

でも、このDNAの話から、日本人の起源が明らかになって行きます。
伝承でもなく、神話でもなく。

このDNAを証拠にして、日本人がどこから来たのか?を証明していくわけです。
なるほど、こうして科学的に証明されたなら、信憑性あるかも…。

いままで、日本人の由来はいろいろと耳にしてきました。

大陸から来たとか朝鮮から来たとか、ポリネシアから船で来たとか。

そのどれが正しかったのか?
どうやって日本人が生まれたのか?

そのルーツがDNAを手かがりに説明されていたので、
すごくよくわかって、腑に落ちました。

このDNAでのルーツ探しは、弥生時代とか王権誕生までもかかわってくるのです。
さっき四苦八苦しながらでも、なんとかDNAの項目を読んだからこそ、理解できるようになってました。

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あー、挫折しなくてよかった(笑)
途中で読むのを止めてたら、ここまでの理解にはならなかったかもしれません。

日本史と世界のつながりって面白い


昔から歴史ものが大好きで、
高校時代、日本史を選択していました。

古代から、大和王朝時代があり、
平安、鎌倉、室町、戦国、江戸、明治、大正、昭和…。

という風に、歴史が紡がれていく。

日本の全体的な流れは、頭に入ってます。

例えば、聖徳太子が遣隋使を送ったり、
それが終わったら次は遣唐使で、

とかなんとか言っていたら、遣唐使は終わって
国風文化が起こって…。

と、流れで覚えています。

けれど、なぜ、日本でこういうことが起こったのか?ということを
世界と結びつけて考えるということを、確かにあまりしていなかったなぁと。

この本を読んでいて考えました

なぜ、隋に使節を送ったのか、
何を持ち帰ったのか?

なぜ、日本で仏教文化が栄えたのか

ということを、実際の中国やヨーロッパの方向から見ると、
なるほど!これが起こったから、日本ではこうなったんだ!

と、すっぱりとわかるのが楽しかったです。

日本の鎖国が完成できた理由もなるほど

種子島に鉄砲が伝来して、
織田信長が大量に導入して、戦に勝ち、
日本の勢力図を塗り替えて行った過程。

これも、ただ、日本史だけを見ていると、
偶然起こった出来事の様に感じてしまいます。

でも、鉄砲は、ただ流れてきたのではなく、
ポルトガルのとある目論見のもとに必然的に日本に持ち込まれていたり。

鉄砲が伝わっただけでは終わらず
それを、分解して大量生産出来てしまった日本の技術があったからこそ、

その後の信長の覇道が可能になったとか。

豊臣の時代を経て、徳川になった時に、
国を閉じることができたのも、実は圧倒的な軍事力を持っていたから、だとか。

(あ、、ちょっとネタバレ気味でしたか)

それなのに、国を閉じてる間に、
イギリスの産業革命が起こって、ヨーロッパの技術に追い抜かれてしまったとか。

そういう、日本史で覚えてきたことには
ちゃんと世界とつながった理由があるということは本当に興味深かったです。

最後に:丸暗記の日本史より良い


日本史を学ぶとき、日本国内だけではなく、
世界に目を向けてみると、因果関係が良くわかる。

日本は、いつの時代も世界の大きな国とやりとりして
良いものは取りいれて、だからと言って征服は拒んで渡り合ってきた国なんですね。

大人になってこういう本を読むと、
いろいろと「へぇ!!」という体験が出来て楽しいものです。

世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史 [ 茂木誠 ]

高校生の日本史の学習でも役立ちそう。

日本でこういうことが起こった時世界は何が起こっていたか?
という問題、時々ありますもんね。

歴史年表とにらめっこして丸暗記するよりも、
世界の流れの中で日本がどうあったのか?という

理由を知っていた方が定着しやすいのではないかと。

モヤモヤとしていた、世界と日本のつながりが良くわかる本でした。

まあ、、ちょっと、読むのに骨が折れる部分もありますが。

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