嵐電車折神社駅からすぐの車折神社。
古くから『桜ノ宮』と呼ばれ、境内には美しい桜がの木々が植えられている、桜の名所でもあります。
早咲きの河津桜から始まり、4月下旬に咲く匂い桜まで。
3月上旬から4月の終わりまで、長い間桜を楽しめるのが良いところです。
2018年の3月中旬、早咲きの桜を愛でに、車折神社に行ってきました。
写真入りで、開花状況をレポートします。
社号柱横 寒緋桜が見ごろ
三条通側の車折神社の入り口、「車折神社」と書かれた社号柱があります。
この柱の左側に、赤に近い桃色の桜が美しく咲いていました。
3月12日のときは、ちらほら咲き始めという感じでしたが、
5日後の17日には、この通り。
まさに満開、今が見ごろです。
寒緋桜という種類の桜で、花が下向きに咲いているのが特徴的。
さくらんぼみたいだなぁ、なんて思うのです。
青い空に、濃い桃色の花が映えてとっても綺麗でした。
河津桜は3月上旬が一番見ごろ
車折神社で一番早く咲くのが河津桜です。
3月上旬から咲き、見ごろを迎えます。
芸能神社付近でも見られました。
3月中旬では先の方がだいぶ散り始めていましたが、まだまだ楽しめましたよ。
写真を撮るのを忘れましたが八重桜もきれいな時期でした。
車折神社で、早咲きの桜を楽しむならば、
寒緋桜、八重桜、河津桜が見れる3月中旬もおすすめです。
渓仙桜はつぼみふくらむ 見ごろは3月下旬
車折神社と言えば、渓仙桜は見逃せません。
画家の富田渓仙が寄贈した桜。
煙るような白い花がいっぱい咲きます。
3月中旬では、まだ咲いていませんでした。
つぼみが膨らみ始めていると言ったところです。
例年の見頃は3月下旬なので、もうすぐ咲くかな?
渓仙桜を見るのが目的ならば、3月下旬に。
このころでも、河津桜や寒緋桜もまだ咲いていると思います。
境内のさまざまなところで桜が楽しめそうです。
ちなみに、昨年(2017年)は、京都の桜が全体的に遅く咲いたためか、
4月3日になってもまだまだきれいに咲いていました。
年によって違うんですよね。
その時の写真がこちら↓こんなふうに咲きます。
垂れ下がるように咲くんでですよ。藤の花みたいです。
車折神社 4月に見頃の桜は?
さて。車折神社の早咲きの桜について紹介しましたが、4月に見頃を迎える桜もあります。
山桜、しだれ桜、ソメイヨシノは4月上旬が見頃です。
そして4月中旬になると、匂い桜と呼ばれる桜が満開を迎えます。
花弁がたくさん重なるように咲く種類で、桜餅のような香りがするんです。
この桜は、香りが良いためにこの名前がついているんだとか。
車折神社・芸能神社へのアクセス方法
車折神社へのアクセスは、
電車ならば、嵐電の車折神社駅からすぐです。
無人の駅に降り、道路に向かって出ればすぐに入り口があります。
京都駅は、嵯峨野線で太秦で降り、
嵐電の帷子ノ辻駅で嵐電嵐山線嵐山方面に乗って2駅めが車折神社駅です。
バスでアクセスする場合は、
C6乗り場 京都バス73系統、嵐山・苔寺行
車折神社前で降ります。
バス停を降りるとすぐに鳥居が見え、参道があるので、とってもわかりやすいです。
芸能人の玉垣がたくさん並ぶことで有名な芸能神社は、車折神社の境内にあります。
ジャニーズ、女優さん、芸人さん、の名前を探すのも楽しいかもしれません。
車折神社:京都市右京区嵯峨朝日町23
境内は自由に散策できます。
最後に
車折神社の場合は、3月上旬の早咲き桜から、4月中旬まで、めいっぱい桜が見れるのがいいんですよ。
芸能人の玉垣を見に来る人で、にぎわう時もありますが、たいていは割と静かです。
アクセスがしやすいので、桜を見たいなと思ったらちょっと寄ってみると良いかも。
意外に、まだ咲いていた!なんてこともありますから。