京都といえば和菓子。
伝統的な京菓子づくりを体験できるお店がたくさんあります。
今回はその中でも二条にある「よし廣」さんで和菓子作りの体験をしてきました。
当日予約も可のお店です。
その時の感想をレポートにまとめます♪
二条よし廣さんで和菓子体験を予約
京都駅から近くて、和菓子の体験ができるところを探していて、よし廣さんに出会いました。
京都駅から嵯峨野線で2駅の「二条駅」から徒歩3分です。
前日予約、当日予約もできるので助かります。
よし廣さんの和菓子体験は2名から80名までが体験でき、
すでに15万人の方が訪れているんだそうですよ。
修学旅行とか、家族での体験とかもできるよう。
関ジャニのすばるくんと丸山くんとか、
ホンジャマカの石ちゃんとか、芸能人も体験している写真がありました。
予約方法は、電話かホームページから。
午前の部は、9時15分から、11時からの2回。
午後の部は、1時30分から、3時15分からの2回。
1日4回開かれます。
体験時間は60分から75分。
和菓子作りの後には、お抹茶とお茶菓子タイムがあります。
体験料金は、一般 1,950円
高校生までが小人 1,620円。
今回は、長女と2人で体験することに。
予約の電話をしたのは前日の夕方です。
電話口では、体験の空きがある時間を教えてくれました。
11時からの回で予約です。
前日、当日の場合はキャンセルが出来ないそうなので要注意です。
⇒http://www.yoshihiroseika.com/taiken/kyogashitaiken.html
二条駅からよし廣さんへのアクセス
二条駅からよし廣さんへは徒歩3分ほど。
二条駅西口を出て、二条Biviに沿って歩き、
ローソンのところを曲がります。
自転車置き場の脇の細い道を西へ歩き、1分ほど歩くと
細い路地にお店の看板が見えてきます。
蔵ずしの裏手の道に「よし廣」さんの店舗が。
道の北側の店舗の中の3階が体験の部屋です。
先に、お店の1階のレジで体験料金を支払って、階段を上がっていきます。
和菓子体験に到着 手洗いを
和菓子体験の部屋は、スリッパに履き替えて入ります。
入り口が障子のような引き戸になってて、なんか風情があるなぁ~。
と、思って入ると、わりとシンプル(というか殺風景^^;)な部屋でした。
長机に椅子が置いてあり、机の上に体験用のお盆と材料が置いてあります。
しばらくすると、和菓子職人さんがお部屋に入ってきました。
優しそうな女性です。
和菓子職人=男性、と勝手に思っていたので、少し驚きました。
最初にすることは手洗いです。
手を洗ったら、消毒液に手を浸して殺菌します。
さらにさらに、職人さんがスプレーの消毒液を手に掛けてくれました。
お盆の上も殺菌です。
ここまでできたら、なんにも触らないでお待ちくださいね、と言われました。
す、スマホで写真を撮りたい笑
今回は、私たちのほかに、6人のグループが体験されてました。
PTAのイベントの下見かなぁ?なんかそんなことを話してましたよ。
お母さんと子どもの体験教室とか良さそうだなーなんて。
練りきりを作ります
今回体験で作るのは、練りきりという和菓子だそうです。
和菓子は四季を楽しむ、というのも大切で、今は夏なので夏の和菓子を作りました。
水色が朝顔、ピンクがなでしこ、です。
なでしこ、桜かと思ったんだけど、それは春か!
手前にある丸いかたまりが体験の材料。
奥の形は、和菓子職人さんが作った見本です。
まずは朝顔から。
水色の材料を、揉みます。
少しずつ、中に折り曲げるみたいにしていくと、もっちり感が出てなめらかに。
そこまで出来ればOK。
手のひらに乗せて平たく丸くします。
手を濡らしながらやらないと、手にくっついちゃうので要注意でした。
今回は、内ぼかしという手法で、ぼかしを作りました。
水色の真ん中を、親指を使って薄くするんです。向こう側の明かりが透けるくらいに薄くします。
で、朝顔の白い部分のところを真ん中に載せて伸ばすと、きれいなぼかしが出来るというわけ。
あんこをのっけて周りから、引っ張らない様に抑えるようにして入れて、形を整えます。
最後は仕上げで、朝顔の星形をへらで入れるのですが…。
わたし、へたくそで、なんか変な線が入ってしまいました(><)
なでしこも同じ要領で形作り。中身は白あんです。
で、花弁は5等分して、指で押して角を作って、ギザギザを入れます。
これが私には案外難しくって笑
完成!見本と比べてみると…
まあ、あんまり恰好は良くないですけど完成です。
和菓子職人さんの見本と比べると、あはははーって感じ。
でも、作り方はとても簡単にしてあり、私にも出来た。
子供さんの体験にもぴったりかもしれません。
こちら、長女の作ったのと並べてみました。
むー。。長女の方がやはり上手です。
上生菓子は、地域によってはすごく豪華な色合いだったりしますが、
京都の伝統的な上生菓子は、シンプルで上品な形をしているのが基本なんだそうですよ。
なんかふわっと丸くてかわいいですよね。
和菓子職人さんの手さばきを見学!
体験の後は、和菓子職人さんが実演をしてくれました。
菊の模様を入れる作業をしてくれたのですが、まあ~鮮やかな手さばき!
へらをくるりくるりと動かして、丸い形の周りにきれいな菊の花模様がはいり、感動的。
思わずみんなで拍手です。
体験後、お抹茶とお菓子をいただく
体験の後、お抹茶とお菓子が運ばれてきました。
このお菓子は「八ッ橋饅頭」。全国菓子博覧会で金賞を獲ったお菓子だそう。
その名の通り、皮は八ッ橋の風味がして、中のこしあんは上品な甘さ。
お抹茶とよく合いました。美味しかったです。
体験をすると、店内のお菓子が割引で買えるという特典もついてました。
作った和菓子のお持ち帰り方法
作った和菓子は、傷まない様に冷やして持って帰り、すぐに冷蔵庫に入れるのが理想です。
特に、夏なので食中毒には気を使いたいところ。
和菓子職人さんのおすすめは、コンビニにある凍らせたペットボトル飲料と一緒に持ち帰ること、でした。
保冷剤だとすぐに溶けてしまうからだそう。
私たちはこの後まだ行くところがあったので、さっそく二条駅前のローソンで凍ったおーいお茶を買い、和菓子を入れたビニール袋に入れて鞄に仕舞いました。
家に帰るまで4時間以上あったのですが、しっかり冷やされていました。ナイスアイデア。
自分で作ったものは自分で食べるように、と言われました。
消毒はしてますが、やはり、雑菌が入ってしまう可能性も無きにしも非ず。
自分の持っている菌なら、それほど大事に至らないから、自分で作った方は責任持ってその日のうちに食べましょう。
ってことですね。
家に帰って食べてみたら、本当に上品な甘さで幸せな気持ちになりました。
お土産の、職人さんが作った方を、家に帰ってから父と母にプレゼントしました。
すてき~、そして、おいしいねぇ~と喜んでもらえました。
最後に
今回初めて和菓子を作りました。
簡単な方法を教えてくれたので、難しさを感じずに楽しく体験出来て良かったです。
出来た和菓子も、お抹茶と一緒に頂いたお菓子もおいしかったし。
また、季節を変えて行ってみたいなー。
秋は柿を作るという話でした。楽しそう!