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地震が起きて、水道や電気が止まり、買い物もなかなかできないという時、小さな赤ちゃんや子供を抱えている場合は本当に困ってしまいます。
赤ちゃんが食べられるものは限られていますし、口にできるものがないと命に係わりますよね。
小さなお子さん、赤ちゃんがいるお宅は、その為の防災グッズの備えが必要です。
必要なもの、用意しておくと良いものなどをリストアップしてまとめます。
この記事でお伝えしたいこと
乳幼児がいるときの防災グッズ
赤ちゃんがいるときは、衣食住のための特別な用意が必要です。
ミルクや哺乳瓶は支給されにくいですし、衛生面にも配慮した備えをしたいものです。
ミルクと哺乳瓶
ミルクは缶ではなく、分包やキューブタイプのものを。
測る必要がないのですぐに使えますし、保存期間が長く取れるのが特徴です。
月例に合わせて7日分を目安に用意します。
例えば、新生児ならば1回80mlを1日7回です。
1日560ml飲むという計算ですね。
スティックタイプのものは、1スティックで100mlのミルクが出来るのでちょっと多いです。
キューブタイプなら、わりと細かめに作る量を調節出来て便利。
明治ほほえみらくらくキューブの場合は、キューブ5個入りの袋が1箱に24袋入っています。
キューブ1個分は40ml分なので、1回2個使います。
1箱で60回分のミルクが作れるという計算で、約8日分です。
新生児期なら、1箱用意すれば1週間分程度あります。
月齢が進むにつれ、飲む量も増えますので飲む量を確認して1箱、2箱を準備すると良いです。
ちなみに、母乳育児の人でもミルクは不可欠です。
日常と異なる状況になると、ストレスで母乳が出なくなってしまうことも考えられますよね。
私は、次女が赤ちゃんの頃は、防災の備えとしてスティックタイプのものを2箱バッグに入れていました。
賞味期限があるので、外出時にはスティックのものを使うようにして、1箱開けたら1箱補充、という風に入れ替えをしていました。
哺乳瓶
哺乳瓶はいつも使いなれているものを使いたいところですが、水が無くては洗えないですし、消毒もできません。
防災用には使い捨て哺乳瓶がおすすめです。
例えば、こちらの「ステリボトル」はイギリス発の使い捨て哺乳瓶。
防災用として危機管理協会(CMA)が認定しているものです。
乳首の部分は、げっぷ対策の構造になっているすぐれもの。
子供用グッズショップで販売されています。
⇒【使い捨て哺乳瓶】ステリボトル 5個入りパック×2パック 10個セット【正規品】
ミルク専用の水
通常の保存水でもよいのですがミルク用の水を用意しておきましょう。
1週間分あれば安心です。
あかちゃんのミルク専用の水も販売されています。
ミネラル分がほとんど含まれていないので、ミルクの成分を変えずに使えるのが良いところです。
我が家は毎回2リットルのものを購入しておき、1本使ったら1本買う、という風にして防災グッズと一緒に置いておきました。
お水を沸かすためのカセットコンロもしっかり準備しておくのもお忘れなく。
離乳食
子供用のご飯は、救援物資に入って来にくいという話です。
月齢に合わせた、離乳食も必需品。
レトルトタイプで、しかもカップ入りのものを用意します。
カップ入りなら、容器を別に用意する必要もなく、すぐに食べられます。
うどんやごはんがセットされているものにするとよいでしょう。
専用のスプーン
離乳食を食べるときにないと困るのがスプーンです。
子どもの口の大きさに合わせたスプーン、フォークのセットも合わせてバッグに入れておきます。
洗った時に雑菌が入りにくい、境がないタイプのものがおすすめ。
⇒リッチェル Richell トライ やわらかにぎにぎスプーン・フォークセット(ケース付)
紙おむつ
食べたら排泄するのは当たり前なので、紙おむつも欠かせません。
お肌にやさしいタイプのものを1パック以上用意しておきます。
紙おむつはかさばるので、衣類圧縮袋で小分けにして圧縮しておくとバッグにしまいやすいです。
おしりふきと使い切りシャワー
排泄したときにお尻を拭くのに、おしりふきは必需品。
また、手が汚れたとき、体が汚れたときにも手軽にふけるので便利です。
3パック程度用意しておくと安心。
そして、水がない所でもサッと洗える使い切りシャワーも用意しましょう。
電池いらずで水が出るので、汚れがこびりついたお尻や手を簡単に洗えます。
衣類、下着
替えの下着と衣類を3セット程度、衣類圧縮袋に入れて保管しておきます。
赤ちゃんは、汚したり、汗をかいたりした服を着たままで気持ちが悪いと、泣いて訴えますね。
避難所にいる場合は夜泣きにつながって、お母さんもストレスになってしまいます。
その為の替えが大切です。
だっこひも
避難をするとき、ベビーカーは禁物。
ベビーカーに乗せているところに、上から落下物があるととっても危険。
そして、人がたくさんいるところで広げて歩くのも迷惑ですし、地面にものが落ちていると機動力に欠けます。
あかちゃんは抱っこで移動するのが基本です。
抱っこひもがあると両手が使えますし、負担が少なくてすみます。
子供用の靴
子供の靴は救援物資として届きにくいものの一つ。
避難で移動するとき、裸足ではとても危険です。
すぐに歩けるように、子供用の靴を非常持ち出し袋に入れておきます。
幼児はストレス対策のグッズも必要
幼児世代になると、ミルクなどは必要ありません。
でも、ストレスでおむつに戻ってしまう子も中にはいます。
おむつはすでに取れてトイレの生活をしている子でも、用意しておくと安心です。
そして、避難生活が長く続くととにかくストレスが心配になります。
お気に入りの絵本やおもちゃをバッグに入れておきましょう。
また、ちょっとしたときに食べられる甘いおやつもストレス解消になるのでおすすめ。
長期保存が可能なビスコや、井村屋のチョコえいようかんなど、甘さとちょっとしたカロリー補給が出来るものが良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合、いないお宅よりも物質面でも精神面でも負担が大きいものです。
特に、実際に救援が始まるまでの3日から1週間の間。
大人は多少ガマンをしたとしても、あかちゃんのミルクやおむつは待ったなしです。
少しでも快適に、安心して避難生活を送れるよう、日ごろから備えておきたいですね。