ゴールデンレトリバーの女の子
愛犬が亡くなりました。
12歳でした。

昨年の今ごろ、盲腸にGISTという名前のがんが見つかりました。
その時はまだ、手術すれば取れる大きさだったのですが、
見つけたときが子宮筋腫の手術のときで、お願いしてなかったために取らずに終わりました。

もう一度開腹手術をすればよかったのですが
正直言って、再度の手術費用が捻出できず…。

そんなことで…と思うかも知れませんが
その時はそういう判断しかできませんでした。

先生の勧めでイマチニブというお薬を飲ませていて
しばらくは良好でしたが、

秋口に膀胱炎になり、その時に投薬をストップして以降
飲ませていませんでした。

病気がわかってから、1年です。
病院の先生がおっしゃるには、良く長生きしたと思います、とのことです。

あの時、手術していれば…という後悔はやはりあります。

でもそれを言うと先生は、あの時は他にも複合的な理由があって難しかったと思いますよ。
とのこと。

3日前までお散歩に行き、ごはんも喜んで食べていました。
一昨日の朝散歩に行くと途中で歩かなくなり、抱っこして帰ってきて。

それ以来、ごはんを全く食べなくなりました。

昨日の朝は歩いて、排便に行けたけれど、
そのまま起き上がれなくなりました。

病院に行って点滴をしても、効果はなく。
今日の午前10時ごろ、息を引き取りました。

なんとかして回復してほしかった。

最後は眠っているみたいで。
起き上がってくるんじゃないかと思ってしまうくらい。

まだ、嘘みたいな気持ちです。

初めて会ったのは、ペットショップ。
4か月になっていました。
他の子がワンワンと吠えまくっているなか、一人大人しく尻尾を振っている。

見逃してしまいそうなほどに主張をしない。
とにかくいい子でした。

なんだかさみしそうなたたずまいで。

小さな犬を飼いたくてペットショップに行ったのに、
一目ぼれでした。

じいじの運転する車でみんなで迎えに行って
ペットショップからの帰り道。

車の中でそそうをして、みんなで「くさいねーぇ」と笑ったこと。
鮮明に思い出します。

子供たちもまだ小さくて。
次女はまだおむつのころで。

大きな犬小屋に、次女が入ってしまうと
困ったような顔をして、外からのぞいてる。

そんな子でした。

長い人生、1度しか吠えたことはなく。
吠えたのも、しつけようとした私に抵抗したときたった一回。

人懐こくて。
周りの人に愛されて。

病院の先生も、ホントにいい子だねって、
いつも会うのが楽しみだよって言ってくれてたほど。

晩年は、ちび犬ダックスとの同居生活。
みんながちび犬をちやほやするのを、どんな気持ちで見てたのかな。

ちび犬がまとわりついても、怒ることなく優しくて。
ご飯が大好きで。

もっと、もっと、優しくしてあげたらよかったなって。
パパが帰国するまで元気でいてほしかった。

明日お別れです。
長女も急いで帰ってきます。
ペットショップからの帰り道と同じ、じいじの運転で。

じいじと、わたしと、長女と次女と。4人で送ってきます。

胸に穴が開いたみたい。
大きな体だったから余計に。あの存在感。

もう会えないのがとにかく寂しいです。

どこかに書いておかないといられず。
他に書くところがないのでここに書きました。

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